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日本エコサポーターは、「エコロミーサイクル」の理念のもと「燃焼の最適化を追求し、環境と経済が両立する持続可能な社会の構築」を目指す会社です。
 
日本エコサポーターは、2012年1月23日、温室効果ガス排出量における第三者審査機関である日本スマートエナジー社より、「燃焼改善装置:Eco-Supporter/Vehicle(E-S/V)によるCO2排出削減量の算定方法」について第三者認証を取得しました。
 
 
1.CO2排出削減量算定の対象とする製品の定義
燃焼改善装置:Eco-Supporter/Vehicle (E-S/V)
既存車両のエンジン吸気系パイプ(エンジンエアーダクトホース)に取り付け、電磁波の放射により燃焼空気を改善し、車両の燃焼効率を高める装置。

○技術説明
E-S/Vの技術説明(効果及び原理)を参照。
○対象製品一覧
NO  型式 対応排気量 備考
1. E-S / 25D 2500cc以下 *型式選定の際は、車両排気量との照合が必要となります。(車検証など)

*対象製品一覧は、すべて軽油燃料のみに対応する製品です。
2. E-S / 50D 2501cc〜5000cc
3. E-S/100D 5001cc〜10000cc
4. E-S/150D 10001cc〜15000cc
5. E-S/250D 15001cc〜25000cc
○対象燃料: 軽油
○対象車両: トラック・バス等の輸送業全般(公共交通・貨物輸送等)の既存車両
 
 
2.CO2排出削減量算定の基本的考え方

排出削減量の基本的な考え方は、E-S/Vの導入を行わずに、排出削減実施前の車両を利用し続けた場合に想定される車両の燃料使用に伴うCO2排出量(以下「ベースライン排出量」という)から、E-S/Vを導入した後の車両の燃料使用に伴うCO2排出量の差引によりCO2排出削減量が求められるというもの。

算定に用いる基本的な考え方の原式を次に示す。
詳細な算定方法については「4.E-S/V設置によるCO2排出削減量の算定方法(算定式)」に記載する。

CO2排出削減量は、

1.CO2排出削減量算定式
 CO2排出削減量=
[従来の燃費による(ベースライン)排出量]−[E-S/V設置後の燃費による排出量]

2. 従来の燃費による(ベースライン)排出量
[従来の燃費による(ベースライン)排出量]=[E-S/V設置後の走行距離]/[従来の燃費] ×係数  
係数=[燃料の単位発熱量]×[単位発熱量あたりの炭素排出係数]×44/12

E-S/V設置後の燃費による排出量
[E-S/V設置後の燃費による排出量]=[E-S/V設置後の走行距離]/[E-S/V設置後の燃費]×係数      
係数=[燃料の単位発熱量]×[単位発熱量あたりの炭素排出係数]×44/12

なお、E-S/Vの設置により生じる、E-S/V導入車両以外での温室効果ガス排出量の変化であって、技術的に計測可能かつ当該事業に起因するものがあった場合は、これをリーケージ排出量として考慮する。
但し、設備の生産、運搬、設置、廃棄に伴う温室効果ガス排出量は、リーケージとしてカウントしない。
 
<適用条件>

上記の算定式は、次の条件の全てを満たす場合に適用することができる。
 ○条件1: 既存の自動車にE-S/Vの導入をおこなう。
 ○条件2:対象の自動車はE-S/Vの導入をおこなわずとも走行可能な状態であること。
 ○条件3:使用する燃料種がE-S/V導入の前後で同じであること。
 ○条件4:事業実施前の燃料使用量及び走行距離が把握できること。
 ○条件5:事業実施後の燃料使用量及び走行距離が把握できること。

なお、E-S/V装着効果以外の要因(個々の車両の走行距離、走行ルート等の走行条件の変化、気温など)による燃費への影響については、導入全車両を対象とすることにより低減できると考え、導入全車両を対象とした集計により加重平均値を算出して適用することとする。
 
 
3.基準仕事量の考え方

CO2排出量削減量を推算する場合、評価対象サービスとの比較のベースとなる比較対象の方式(ベースライン)の双方を同じ働き(仕事量)にして比較しなければならない。本削減量算定方法において、一般的な動作環境下における基準仕事量は次に基づく。E-S/V設置後の走行距離を、基準仕事量とする。但し、E-S/V設置前の段階において削減量の推算のためにE-S/V設置後の走行距離を仮定する場合は、それが実績値ではなく仮定値であることを明確に示した上で、推定削減量を提示するものとする。
 
 
4.E-S/V設置によるCO2削減量の算定式

1.  バウンダリー(事業範囲)
ある事業所、事業者においてE-S/Vを導入したすべての車両。
 
2.  従来の燃費による(ベースライン)排出量の考え方
ベースライン排出量はE-S/Vの導入を行わずに、E-S/V導入前の車両を利用し続けた場合に想定されるCO2排出量である。
 
3.  ベースライン排出量の算定
"EMBL = Ddist,c,PJ×Ffuel,c,BL / Ddist,c,BL×HVfuel,BL×CFfuel,BL×44/12"
記号 定義 単位
EMBL ベースライン排出量 tCO2/年
Ddist,c,PJ 事業実施後の対象車両の総走行距離 km/年
Ffuel,c,BL 事業実施前の対象車両の総燃料消費量 L/年
Ddist,c,BL 事業実施前の対象車両の総走行距離  km/年 
HVfuel,BL 事業実施前燃料の単位発熱量  GJ/L 
CFfuel,BL 事業実施前燃料の単位発熱量あたりの炭素排出係数  tC/GJ 
 
4.  事業実施後排出量の算定
"EMPJ = Ffuel,c,PJ×HVfuel,c,PJ×CFfuel,PJ×44/12"
記号 定義 単位
EMPJ 事業実施後排出量 tCO2/年
Ffuel,c,PJ 事業実施後の対象車両の総燃料消費量 L
HVfuel,c,PJ 事業実施後燃料の単位発熱量 GJ/L 
CFfuel,PJ 事業実施後燃料の単位発熱量あたりの炭素排出係数 tC/GJ 
 
5.  リーケージ排出量
記号 定義 単位
LE リーケージ tCO2/年
 
6.  排出削減量の算定
"ER= EMBL - EMPJ - LE"
記号 定義 単位
ER 排出削減量 tCO2/年
EMBL ベースライン排出量 tCO2/年
EMPJ 事業実施後排出量 tCO2/年
LE  リーケージ排出量 tCO2/年
 
7.  モニタリング方法
モニタリング項目 モニタリング方法例
Ddist,c,BL 事業実施前の対象車両の総走行距離(km/年) 走行距離計等による計測
Ddist,c,PJ 事業実施後の対象車両の総走行距離(km/年) 走行距離計等による計測
Ffuel,c,BL 事業実施前の対象車両の総燃料消費量(L/年) 燃料購入もしくは消費記録
Ffuel,c,PJ 事業実施後の対象車両の総燃料消費量(L/年) 燃料購入もしくは消費記録
HVfuel,c,BL 事業実施前燃料の単位発熱量(GJ/L) (出典)温対法*1 
HVfuel,c,PJ 事業実施後燃料の単位発熱量(GJ/L)
CFfuel,BL 事業実施前車両の燃料の炭素排出係数(tC/GJ)
CFfuel,PJ 事業実施後車両の燃料の炭素排出係数(tC/GJ)
*1 「地球温暖化対策の推進に関する法律」算定省令第2条第3項および別表第1
 
(付記)
・事業実施前のモニタリング対象はE-S/Vを導入する予定の全車両である。
・事業実施後のモニタリング対象はE-S/Vを導入した全車両である。
 
 
<算定方法開発の実証事例>

公共交通機関のバス車両(106台)における省エネ・CO2削減事業
 
 
上記算定方法を活用した「実証支援サービス」を2月より開始することとなりました。
詳しくは、「事業者様向けサービス」を参照。
 
 
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