|
|
|
|
水蒸気が温室効果に及ぼす影響
|
大気の温室効果のうち、人為的により排出される温室効果ガスが二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六フッ化硫黄(SF6)の6種類であり、自然における(人為的による増減ではない)温室効果ガスとして「水蒸気」などがあります。
中でも「水蒸気」は温室効果ガスとしてあまり知られていないが、空気中には約5割の「水蒸気(水蒸気は時と場所による変動が大きく一定しない)」と2割の「CO2」が温暖化に寄与していることが確認されています。 |
|
|
|
(出典)(独)国立環境研究所地球環境研究センター:地表(青線)および大気上端(赤線)における赤外線スペクトル
(縦軸は単位時間・面積・波長あたりのエネルギー流出量)の全球平均値より。
URL: http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html |
|
「水蒸気」が温暖化に大きく寄与している理由は、CO2の増加により、地球の気温が上がり、気温が上昇することにより北極や南極の氷の減少・海面水位の上昇、海面などからは水が蒸発されます。その結果、大気中における「水蒸気量」が増加し温暖化をさらに促進することが明らかとなっています。
|
|
詳しくは環境省「STOP THE 温暖化2008 / P6水蒸気のフィードバック効果」参照
(*環境省「STOP THE 温暖化2008」の大気による温室効果の寄与率によると、「水蒸気」が約6割、「CO2」が約3割、「その他」が1割と「水蒸気」が多くを占めています。) |
|
|
(出典)(独)国立環境研究所地球環境研究センター:二酸化炭素の増加による温暖化と、それに伴う大気中の水蒸気量
増加がもたらす効果より URL: http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html |
|
以上からCO2が温室効果の最大の要因として位置づけられるのは、「水蒸気量」そのものは、人為的にはほとんど変えることができないが、CO2の排出量は日々の努力で削減することができるということです。従い、CO2を削減して気温の上昇を防げれば自ずと「水蒸気量」の増加も抑制することができます。 |
|
|
水蒸気量が燃焼に与える影響
|
日本エコサポーターでは、温室効果が進み大気中に増幅されている「水蒸気量」が今後増加していくことに着目し、「水蒸気」が設備・機器などに及ぼす影響を調査・研究してきました。その結果、「既存の車両や燃焼機などにおける内燃機関(エンジン)への水蒸気の齎される影響」が内燃機関の持つ本来の機能を低下させることに繋がることがわかりました。これらの、「水蒸気」が齎す内燃機関への影響を改善(本来の機能に近づける)するため開発されたのが当社製品である燃焼空気を改善(既存燃焼の最適化)させるといった機能を持つ燃焼改善装置Eco-Supporter(エコサポーター:以下E-S)なのです。 |
|
E-Sは、既存の車両及び燃焼機に設置することにより、顧客の燃料使用量の削減に伴う、「燃料コストの削減(Economy)」および「CO2排出量の削減(Ecology)」を実現することができます。 |
|
<参考資料>
○IPCC 第4次評価報告書 第1作業部会報告書2007 |
|
ページの先頭に戻る↑ |
|